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Happy Life with English Cocker Spaniels & Beardie!

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2015年 10月 25日

AWC2015 in Bologna Italy (3日目)

 まだ10月だと言うのに、今日はわりと本格的な雪。
 まだ、タイヤを替えてなかったので、外出には難義しました。
 根雪になる前に、イタリア旅行記を仕上げておこう。

【10月11日】
この日は終日大会応援。
最終日で、開始も遅かったため、1本遅い電車で行こうと思い、ホテルで朝食。
8時10分台の列車があるはずだったので、余裕をかまして駅に向かう。
電光掲示板を見ると、あるはずの列車がない。
またしても途方にくれつつ、駅内をウロウロしながら、とりあえず一昨日と同じ西ホームを目指す。
駅の人に聞いても、なんだか適当な感じだし、電光掲示板を信じるなら、次は9時15分までない。
どうやら、日曜日ダイヤで、いつもの時間帯に列車が走っていなかった模様。

今日も困り果ててウロウロしてると、これまたアジの応援らしき、日本人の人と、スイスチーム、アメリカチームもウロウロ。
みんなで息統合して、乗り合いタクシーで行った方が良いね。
と言う事になり、タクシー3台に分乗して会場を目指す。

こう言う時でもアジの輪は助かりますな。
まさにアジは世界共通言語なのです。

この日は終日アジ応援。
個人戦のAGが行われ、見た事ない様な超難関コースを果敢に攻める素晴らしい走りを目の当たりにした。
さすがに個人戦って事で、チーム戦とは違う醍醐味がありますな。
★シルビアの圧巻の走り。会場の雰囲気も大いに盛り上がった。

去年のラストラン、静寂の中のリサ・フリックとホスの印象が強烈だったけれど、今年はスロバキアのPavolの1・2パーフェクトフィニッシュが圧巻だった。
いや~、良い物見せてもらいました。
★Pavolの走り。長身の体格とは逆に、優しく丁寧なハンドリングが印象でした。


日本チームも頑張ったけれど、少し残念な結果。
それでも参加した皆さんが、今大会から素晴らしい物を得られてるなな~と言う事が良く分かって、今回はそれで十分でした。
たぶん、今回の経験は、次の結果につながる事は間違いないと感じました。
それに、僕的にも凄い刺激と感動をもらい、順位以上に得るものが大きかったのです。
★閉会式のパレード
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_1825214.jpg

来年のスペイン大会のプロモーションビデオも流され、各国の選手団が一堂にアジリンクに会する閉会式は感動したな。
また、行きたくなっちゃいました。次はいつ行けるかな?

この日も会場を後にしたのは夜の7時頃。
気が付けば、ボローニャ行の列車は9時半までなく、タクシーなど捕まえるのは無理との事。
さすがに9時過ぎまで列車を待つのは厳しくて、バスに乗ろうとしたけれど、乗り方もバス停も、時間も分からない。(昨日バスに乗った事は乗ったけど、正規に乗ってないので乗り方は分からないのです)
途方に暮れて、またしてもパディママさんに電話でヘルプ。
すると、会場の隣のイケアから、8時過ぎにイケアのバスが出るとの情報をもらい、隣のスーパー、カルフールでお土産を買ってちょうど良い時間にバスに乗る事が出来た。
今回の旅では、パディママさんのアドバイスでほんとに助かりました。ありがとう。

と言う事で、今夜も夕食はこないだのピザ屋のピザで終了。

【10月12日】
この日は14:00のフライトなので、名残惜しいボローニャの町を再び散策
★ホテル近くの名もない聖堂(名はあるはずだけど、こんなのがあちこちにあるもんで)
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_1733823.jpg

月曜朝と言う事で、オフィスに向かう会社員風の人達が足を急がせる中、時々迷子になりながら、ショウウィンドウや、カフェで朝食をとる人達なんかを見ながら、街中を散策して歩いた。

10時半ころホテルを後にして、空港へ向かうバス乗り場へ。
バス停に着き、自販機でチケットを買おうとすると、何やら小学生くらいの女の子がいて、
「チケット買うの?」と。
「そうだよ」と言うと。
「買い方わかる?教えてあげるわね」と言いながら、
「ここにお金を入れて、コインならここ、お札ならここよ」と指さし指示。
コインがなかったので10€札を出すと、手から受け取って自販機に挿入し、
「このボタンを押すのよ」と言いながら押してくれる。
そうすると無事にチケットが出て来て、ついでにおつりの2€硬貨が2枚チャリ~ン。
と、そこで、絶妙なタイミングで、
「良かったらおつりを分けてくれると嬉しいんだけど?」
(よくわからないけれど、たぶんそんな感じの言い方だったと思う)
と言う事で、すごく自然な流れで2€硬貨が彼女の手元へ行く事となった。

すぐそばには、お母さんらしきおばちゃんもいて、娘を使って荒稼ぎしているようだった。
それでも、これまた労働の対価を要求してるものでもあり、悪意はなく、みんな必死に生きてるって感じで、しかもあまりにも絶妙なタイミングで、あまり嫌な気はしなかったな。
もう後は出国を待つだけだったので、ユーロを持ってても仕方ない、と言う気持ちもあったしね。

無事にボローニャ空港に着き、ボローニャ名物、ボロネーゼを食べながら、次のフライトを待つ。
とそこで、気づいたのが、さっきユーロをほとんど使ってしまい、手元にあるのは9.5€。
あとはクレジットカードで何とかなると思いきや、フランクフルトで少しうろつく事を忘れてた。
9.5€と言うと1,300円ほど。これでほんとに何とかなるだろうか?と言う不安がよぎった。
★本場のボロネーゼ。平麺が特徴ですな。うまかったです。
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_17541517.jpg

ホテルのWifiが使えなかったので、空港のWifiを使って、旅のレポートをFBにアップして、フランクフルトを目指す。

AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_181177.jpgフランクフルト到着後、4時間半の乗り継ぎ時間を利用して、市内のマインタワーを目指す。

空港からダウンタウンへ行く列車に乗る為、列車のホームを目指したのだけれど、イタリアと違って、どことなく看板のつくりや表示方法が、日本に似ていて、とても分かりやすかった。
ドイツも改札は無く、ホームに降りて,自販機でチケットを買う時、何せ現金がなかったので、カードで買おうとしたのだけれど、うまく受け付けてくれない。
ホームにいたサラリーマン風の人に聞くと、一緒にやってくれたけれどやはり駄目で、どうやらvisaカードに対応していないらしいと言う事で、やむを得ずなけなしの5€札で現金購入。
片道4.55€なので、残り4.95€あれば何とか帰って来れると思って、とりあえず行くだけ行く事に。
この時教えてくれたおじさんは、列車の時刻表看板まで一緒に行ってくれて、行先と時間、プラットフォームを確認し、
「連絡通路を渡って向かいのホームでxx分だよ」
と、とても親切に教えてくれた。

列車に乗り込み、モニターに表示される駅順を確認し、これまた通路に立っていたあんちゃんに、3番目の駅で降りる事を確認。
無事に、フランクフルト駅に降りてホームを直進し、階段を昇り始めると、さっきのあんちゃんがやって来て、
「ここは隣のホームへの連絡通路だから違うよ。こっちだよ。」と呼び止めてくれた。
「僕はアイスランドから仕事でここに住んでるんだ。」との事
「去年、中国に旅行した時、漢字ばかりで大変な目にあったから、あんたの気持ちが良くわかるよ」と言う事で、とても親切に、駅の出口まで一緒について来てくれて、
「フランクフルトのどこに行くんだい?」と聞くから、
「マインタワーってとこに行こうと思うのさ」と言うと
「僕は知らないな」と言う事で、近くにいた若者グループに
「マインタワーって知ってるかい?」と聞いてくれた。
このあんちゃんには世話になったな。
最近、めっきり増えた北海道に来る観光客に対しても、僕もこんな風に親切に対応してあげたいもんですな。

と、こんなやり取りがあり、無事マインタワーに到着。
入場料は6€
クレジットカードで払おうとすると、
「クレジットカードは20€以上じゃないと使えないのよ」との事。
や、やばい。現金は4.95€しか持ってない。ここまで来て登れないのか~っ?
と思い、そこを何とか、と交渉するも、
「システムがそうなってるので無理です。」
「向かいの銀行でキャッシング出来るから試してみて」との事。
空港へ帰らなければならない時間も迫っていたので、これ以上の交渉は不可能と判断し、言われた通り向かいの銀行で10€だけキャッシングして、何とか入場券を笑顔でゲット。
★エレベータ内には、上昇状況を示すモニターが搭載
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_18290100.jpg

あっという間に、地上200mの屋上展望台へ。
屋上からは、360度の大パノラマが広がり、フランクフルトの街並みや、さっき通って来た駅、空港から遥か彼方まで見渡す事が出来て素晴らしい場所でした。
ここまで、来るまで色々あったけれど、旅の最後を締めくくるここに立つ事が出来て、ほんとに良かったです。
★タワー頂上からの大パノラマ
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_1851144.jpg

寒さもあったし、出来るだけ早く空港に戻りたかった事もあって、写真と、記憶をしっかりとこの目に刻んで、タワーを後にした。
キャッシングのおかげで、所持金は8.95€あったので、今度はスムーズに現金でチケット購入。
空港では、本場のフランクフルトソーセージとビールで、ほんとに旅を締めくくった。
★フランクフルトと言えばソーセージ、ドイツと言えばビールの組み合わせ
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_18422892.jpg

空港のWifiを使って最後のレポートをFBにアップしようとしたけれど、うまくログイン出来ず、結局投稿が出来なかった。
離陸後、ANAのガイドを見てると、機内Wifiサービスを15分間お試しで使える事を発見。
旅の最後のレポートを書き、Flight Wifi Serviceにログインして、最後のレポートをモスクワ上空で投稿する事が出来た。

と言う事で、今回の旅を振り返ってみたら、いろいろあってついつい長文となりました。
旅ってそんなもんですな。
最後まで、お付き合いありがとうございます。

帰って来て、こうして旅のレポートを綴っていると、またいつか、近いうちに、アジの大会をもう一度経験したいし、ヨーロッパの街をまた巡りたいと言う気持ちが湧いてきています。
次、いつ行けるか分からないけれど、明日からまた頑張ってお金を貯めて、アジも一生懸命磨きをかけて、英語ももっと自由に使えるよう勉強して、いつかまた行こう。

【番外編】
★ウフィツィ美術館にあった、青年の像(名称不明)
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_1919312.jpg

★ボローニャの街角にあった、携帯で遊ぶ少年の人形
AWC2015 in Bologna Italy (3日目)_f0186476_19205785.jpg

美術館の像を見た時、なんかスマホを見ているように感じました。
そしたら、街角にも、目的は分からないけれど、こんな人形が設置されていて、
街中に立ち並ぶ、千年、数百年に及ぶ建物の中で、その風景を壊さず、現代の最先端の生活を謳歌しているイタリアの人々の生活に触れて、僕のこじづけかもしれないけれど、これを見た時に、ここボローニャ、フィレンツェを含むイタリア、ヨーロッパでは、古代から脈々と続く伝統や精神が、本当に受け継がれてるな~と感じる象徴のような気がしました。
テレビで見ていても決してわからない、そんな空気感を感じる事が出来る事。
それが、旅の醍醐味ですな。

※フランクフルト空港到着時4.4€でしたが、我が家へ帰ってズボンを洗濯機に入れる時、ジーンズの隠しポケットを見たら、何かあった時の為にと30€入れていた事に気付きました。
キャッシングまでして、あほだな~と思ったけれど、これを使うためにも、もう一度ヨーロッパへ行くしかないっ!と前向きに捉えました。

【Appendix】
イタリアの高速列車、Italoを予約するなら、Italo
ウフィツィ美術館に行くなら、予約は必須です。予約するなら、アーモイタリアの予約サイト
僕より2週間早くボローニャ入りした友達のBlogもどうぞ。同じ写真もありますよ。⇒ghibli-sのblog
ホテルの予約なら、なんといっても ⇒ Trivago



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by 4engys | 2015-10-25 19:39 | アジリティ


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