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2015年 10月 25日

AWC2015 in Bologna Italy (3日目)

 まだ10月だと言うのに、今日はわりと本格的な雪。
 まだ、タイヤを替えてなかったので、外出には難義しました。
 根雪になる前に、イタリア旅行記を仕上げておこう。

【10月11日】
この日は終日大会応援。
最終日で、開始も遅かったため、1本遅い電車で行こうと思い、ホテルで朝食。
8時10分台の列車があるはずだったので、余裕をかまして駅に向かう。
電光掲示板を見ると、あるはずの列車がない。
またしても途方にくれつつ、駅内をウロウロしながら、とりあえず一昨日と同じ西ホームを目指す。
駅の人に聞いても、なんだか適当な感じだし、電光掲示板を信じるなら、次は9時15分までない。
どうやら、日曜日ダイヤで、いつもの時間帯に列車が走っていなかった模様。

今日も困り果ててウロウロしてると、これまたアジの応援らしき、日本人の人と、スイスチーム、アメリカチームもウロウロ。
みんなで息統合して、乗り合いタクシーで行った方が良いね。
と言う事になり、タクシー3台に分乗して会場を目指す。

こう言う時でもアジの輪は助かりますな。
まさにアジは世界共通言語なのです。

この日は終日アジ応援。
個人戦のAGが行われ、見た事ない様な超難関コースを果敢に攻める素晴らしい走りを目の当たりにした。
さすがに個人戦って事で、チーム戦とは違う醍醐味がありますな。
★シルビアの圧巻の走り。会場の雰囲気も大いに盛り上がった。

去年のラストラン、静寂の中のリサ・フリックとホスの印象が強烈だったけれど、今年はスロバキアのPavolの1・2パーフェクトフィニッシュが圧巻だった。
いや~、良い物見せてもらいました。
★Pavolの走り。長身の体格とは逆に、優しく丁寧なハンドリングが印象でした。


日本チームも頑張ったけれど、少し残念な結果。
それでも参加した皆さんが、今大会から素晴らしい物を得られてるなな~と言う事が良く分かって、今回はそれで十分でした。
たぶん、今回の経験は、次の結果につながる事は間違いないと感じました。
それに、僕的にも凄い刺激と感動をもらい、順位以上に得るものが大きかったのです。
★閉会式のパレード
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来年のスペイン大会のプロモーションビデオも流され、各国の選手団が一堂にアジリンクに会する閉会式は感動したな。
また、行きたくなっちゃいました。次はいつ行けるかな?

この日も会場を後にしたのは夜の7時頃。
気が付けば、ボローニャ行の列車は9時半までなく、タクシーなど捕まえるのは無理との事。
さすがに9時過ぎまで列車を待つのは厳しくて、バスに乗ろうとしたけれど、乗り方もバス停も、時間も分からない。(昨日バスに乗った事は乗ったけど、正規に乗ってないので乗り方は分からないのです)
途方に暮れて、またしてもパディママさんに電話でヘルプ。
すると、会場の隣のイケアから、8時過ぎにイケアのバスが出るとの情報をもらい、隣のスーパー、カルフールでお土産を買ってちょうど良い時間にバスに乗る事が出来た。
今回の旅では、パディママさんのアドバイスでほんとに助かりました。ありがとう。

と言う事で、今夜も夕食はこないだのピザ屋のピザで終了。

【10月12日】
この日は14:00のフライトなので、名残惜しいボローニャの町を再び散策
★ホテル近くの名もない聖堂(名はあるはずだけど、こんなのがあちこちにあるもんで)
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月曜朝と言う事で、オフィスに向かう会社員風の人達が足を急がせる中、時々迷子になりながら、ショウウィンドウや、カフェで朝食をとる人達なんかを見ながら、街中を散策して歩いた。

10時半ころホテルを後にして、空港へ向かうバス乗り場へ。
バス停に着き、自販機でチケットを買おうとすると、何やら小学生くらいの女の子がいて、
「チケット買うの?」と。
「そうだよ」と言うと。
「買い方わかる?教えてあげるわね」と言いながら、
「ここにお金を入れて、コインならここ、お札ならここよ」と指さし指示。
コインがなかったので10€札を出すと、手から受け取って自販機に挿入し、
「このボタンを押すのよ」と言いながら押してくれる。
そうすると無事にチケットが出て来て、ついでにおつりの2€硬貨が2枚チャリ~ン。
と、そこで、絶妙なタイミングで、
「良かったらおつりを分けてくれると嬉しいんだけど?」
(よくわからないけれど、たぶんそんな感じの言い方だったと思う)
と言う事で、すごく自然な流れで2€硬貨が彼女の手元へ行く事となった。

すぐそばには、お母さんらしきおばちゃんもいて、娘を使って荒稼ぎしているようだった。
それでも、これまた労働の対価を要求してるものでもあり、悪意はなく、みんな必死に生きてるって感じで、しかもあまりにも絶妙なタイミングで、あまり嫌な気はしなかったな。
もう後は出国を待つだけだったので、ユーロを持ってても仕方ない、と言う気持ちもあったしね。

無事にボローニャ空港に着き、ボローニャ名物、ボロネーゼを食べながら、次のフライトを待つ。
とそこで、気づいたのが、さっきユーロをほとんど使ってしまい、手元にあるのは9.5€。
あとはクレジットカードで何とかなると思いきや、フランクフルトで少しうろつく事を忘れてた。
9.5€と言うと1,300円ほど。これでほんとに何とかなるだろうか?と言う不安がよぎった。
★本場のボロネーゼ。平麺が特徴ですな。うまかったです。
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ホテルのWifiが使えなかったので、空港のWifiを使って、旅のレポートをFBにアップして、フランクフルトを目指す。

f0186476_181177.jpgフランクフルト到着後、4時間半の乗り継ぎ時間を利用して、市内のマインタワーを目指す。

空港からダウンタウンへ行く列車に乗る為、列車のホームを目指したのだけれど、イタリアと違って、どことなく看板のつくりや表示方法が、日本に似ていて、とても分かりやすかった。
ドイツも改札は無く、ホームに降りて,自販機でチケットを買う時、何せ現金がなかったので、カードで買おうとしたのだけれど、うまく受け付けてくれない。
ホームにいたサラリーマン風の人に聞くと、一緒にやってくれたけれどやはり駄目で、どうやらvisaカードに対応していないらしいと言う事で、やむを得ずなけなしの5€札で現金購入。
片道4.55€なので、残り4.95€あれば何とか帰って来れると思って、とりあえず行くだけ行く事に。
この時教えてくれたおじさんは、列車の時刻表看板まで一緒に行ってくれて、行先と時間、プラットフォームを確認し、
「連絡通路を渡って向かいのホームでxx分だよ」
と、とても親切に教えてくれた。

列車に乗り込み、モニターに表示される駅順を確認し、これまた通路に立っていたあんちゃんに、3番目の駅で降りる事を確認。
無事に、フランクフルト駅に降りてホームを直進し、階段を昇り始めると、さっきのあんちゃんがやって来て、
「ここは隣のホームへの連絡通路だから違うよ。こっちだよ。」と呼び止めてくれた。
「僕はアイスランドから仕事でここに住んでるんだ。」との事
「去年、中国に旅行した時、漢字ばかりで大変な目にあったから、あんたの気持ちが良くわかるよ」と言う事で、とても親切に、駅の出口まで一緒について来てくれて、
「フランクフルトのどこに行くんだい?」と聞くから、
「マインタワーってとこに行こうと思うのさ」と言うと
「僕は知らないな」と言う事で、近くにいた若者グループに
「マインタワーって知ってるかい?」と聞いてくれた。
このあんちゃんには世話になったな。
最近、めっきり増えた北海道に来る観光客に対しても、僕もこんな風に親切に対応してあげたいもんですな。

と、こんなやり取りがあり、無事マインタワーに到着。
入場料は6€
クレジットカードで払おうとすると、
「クレジットカードは20€以上じゃないと使えないのよ」との事。
や、やばい。現金は4.95€しか持ってない。ここまで来て登れないのか~っ?
と思い、そこを何とか、と交渉するも、
「システムがそうなってるので無理です。」
「向かいの銀行でキャッシング出来るから試してみて」との事。
空港へ帰らなければならない時間も迫っていたので、これ以上の交渉は不可能と判断し、言われた通り向かいの銀行で10€だけキャッシングして、何とか入場券を笑顔でゲット。
★エレベータ内には、上昇状況を示すモニターが搭載
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あっという間に、地上200mの屋上展望台へ。
屋上からは、360度の大パノラマが広がり、フランクフルトの街並みや、さっき通って来た駅、空港から遥か彼方まで見渡す事が出来て素晴らしい場所でした。
ここまで、来るまで色々あったけれど、旅の最後を締めくくるここに立つ事が出来て、ほんとに良かったです。
★タワー頂上からの大パノラマ
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寒さもあったし、出来るだけ早く空港に戻りたかった事もあって、写真と、記憶をしっかりとこの目に刻んで、タワーを後にした。
キャッシングのおかげで、所持金は8.95€あったので、今度はスムーズに現金でチケット購入。
空港では、本場のフランクフルトソーセージとビールで、ほんとに旅を締めくくった。
★フランクフルトと言えばソーセージ、ドイツと言えばビールの組み合わせ
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空港のWifiを使って最後のレポートをFBにアップしようとしたけれど、うまくログイン出来ず、結局投稿が出来なかった。
離陸後、ANAのガイドを見てると、機内Wifiサービスを15分間お試しで使える事を発見。
旅の最後のレポートを書き、Flight Wifi Serviceにログインして、最後のレポートをモスクワ上空で投稿する事が出来た。

と言う事で、今回の旅を振り返ってみたら、いろいろあってついつい長文となりました。
旅ってそんなもんですな。
最後まで、お付き合いありがとうございます。

帰って来て、こうして旅のレポートを綴っていると、またいつか、近いうちに、アジの大会をもう一度経験したいし、ヨーロッパの街をまた巡りたいと言う気持ちが湧いてきています。
次、いつ行けるか分からないけれど、明日からまた頑張ってお金を貯めて、アジも一生懸命磨きをかけて、英語ももっと自由に使えるよう勉強して、いつかまた行こう。

【番外編】
★ウフィツィ美術館にあった、青年の像(名称不明)
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★ボローニャの街角にあった、携帯で遊ぶ少年の人形
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美術館の像を見た時、なんかスマホを見ているように感じました。
そしたら、街角にも、目的は分からないけれど、こんな人形が設置されていて、
街中に立ち並ぶ、千年、数百年に及ぶ建物の中で、その風景を壊さず、現代の最先端の生活を謳歌しているイタリアの人々の生活に触れて、僕のこじづけかもしれないけれど、これを見た時に、ここボローニャ、フィレンツェを含むイタリア、ヨーロッパでは、古代から脈々と続く伝統や精神が、本当に受け継がれてるな~と感じる象徴のような気がしました。
テレビで見ていても決してわからない、そんな空気感を感じる事が出来る事。
それが、旅の醍醐味ですな。

※フランクフルト空港到着時4.4€でしたが、我が家へ帰ってズボンを洗濯機に入れる時、ジーンズの隠しポケットを見たら、何かあった時の為にと30€入れていた事に気付きました。
キャッシングまでして、あほだな~と思ったけれど、これを使うためにも、もう一度ヨーロッパへ行くしかないっ!と前向きに捉えました。

【Appendix】
イタリアの高速列車、Italoを予約するなら、Italo
ウフィツィ美術館に行くなら、予約は必須です。予約するなら、アーモイタリアの予約サイト
僕より2週間早くボローニャ入りした友達のBlogもどうぞ。同じ写真もありますよ。⇒ghibli-sのblog
ホテルの予約なら、なんといっても ⇒ Trivago



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by 4engys | 2015-10-25 19:39 | アジリティ | Comments(6)
2015年 10月 18日

AWC2015 in Bologna Italy (2日目)

【10月10日】
 朝はホテルで朝食を済まし、8:50発のItaloに乗るために、余裕を持って駅へ向かった。
 駅の北口にあるエスカレーターを降りると、そこはもうItaloのホーム。
 チケットは、予約した時のページを印刷したもの、ただそれだけ。
 チケット購入も、改札もなし。ある意味合理的なシステムですな。
 昨日とは違い、スムーズに乗車してフィレンツェを目指しました。

★フィレンツェ駅に到着のItalo
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★フィレンツェの路地裏
f0186476_17592331.jpgボローニャからフィレンツェまでの間に広がる田園風景なんかを期待したのだけれど、残念ながらこの間の区間は90%がトンネルで、ほとんど風景を見る事は出来なかった。

駅を降りると左に向かって歩けば、そのうちあの大聖堂、通称「ドゥオーモ」が、目に入って来るはず。
と言う事を期待しながら、こんな路地を歩いて大聖堂を目指す。
折しも、この日はあいにくの雨。それでも雨に濡れた石畳が光って見えて、綺麗です。
こう言う光景を見ると、なんだか当時が偲ばれますな。
今にも中世の人達が路地を曲がって現れそうです。
そんな事を感じながら、歩いていると案の定、目の前に現れたまぁるい頭の聖堂。
「これがあのドゥオーモなのか?」
と思わせる様な、意外な小ささ。



★まぁるい頭の聖堂
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でも、これは
サン・ロレンツォ聖堂でした。

通称「ドゥオーモ」フィレンツェ大聖堂は、その大きさから、街中のどこからでも見えるのではないかと思っていたけれど、さすがにこのような路地に入れば、見上げても見えるものでは無い。
たぶん違うよな~、なんて思いながら、更に路地を進むと、ぽっかりと姿を現したのが、本物の大聖堂。
★古都の街並みに浮かぶ大聖堂
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同じくまぁるい頭でも、こちらは赤い頭が特徴ですな。
やっと見つけた安堵感に胸を撫で下ろしました。
これが見つかれば、あとはこっちの物。
古都の街並みの中に、堂々と立つ姿は、圧巻でした。
あまりの素晴らしさに、今まで経験した事の無い様な、不思議な興奮が湧いて来たものです。
★古都に溶け込むようにたたずむ大聖堂
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興奮しすぎて、気が付いたら、次の目的地、「ウフィツィ美術館」の予約時間が迫っていた。
記憶では、ジオットの鐘楼から、南に向かって歩けば数分で着くはず。
帰りにはまた、ここを通るので、しばしお別れして、美術館を目指す。

「ウフィツィ美術館」

建物自体の素晴らしさもさることながら、美術館前の「シショリアーニ広場」
★広場内に立つ黄金の像
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アルノ川にかかる「ベッキオ橋」、

★美術館から見る「ドゥオーモ」
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など、見所も多い場所。
そして、数多くの収蔵品の中で最も有名なのが、
★ボッティチェリの「春(プリマヴェーラ」
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★ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」は誰もが見た事があるはず
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この他にも、ダ・ヴィンチの「受胎告知」やミケランジェロの彫像など、主に宗教画を中心に数多くの美術品が展示されていて、間近に見る事が出来るほか、フラッシュを焚かなければ、写真撮影もOKと言うのがすごいね。ロンドンの大英博物館では、古代遺跡品を触る事も出来たし、こうして歴史を身近に感じる事が出来る文化と言う事も、ヨーロッパの歴史に根差した考え方なのではないだろうか?
キリスト教徒ではない僕にとっても、心が澄まされるような素晴らしい作品がたくさんありました。

★聖ベルナルドゥスの幻視(フラ・バルトロメオ 1507年)
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今から500年以上前の絵だけれど、人々の衣装の青、緑、赤が見事で、すごく美しかった。

★キリスト受肉と聖人たち(ピエロ・ディ・コジモ 1500年代)
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まるで、天井からダウンライトでも当てているような神々しさ。
これを始めて目にした時の気持ちは、まさに、言葉に出来ないようなものでした。
こんなのを見ると、その絵の裏にあるキリストのストーリー、聖書を改めて研究と言うか、知りたくなりますな。
この他にも、本当に数多くの美術品があって、とても時間は足りなかったけれど、次の予定もあるので、泣く泣く、1時間半ほどで美術館を後にした。

駅に向かって路地を進み、途中腹がへったので、スナックバーの
「Cucciolo」
と言う店にふらりと入り、ハムとチーズのパイをビールで流し込む。
また、ふらりと歩いていると、
★路地裏の壁に落書きを発見
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フィレンツェでは、落書きまで、芸術的ですな。
そうこうしながら歩いていると、またしても迷子になってしまった。
でも大丈夫、路地をいくつか進むうちに、やっぱりこの光景に出くわしたよ。
★路地の向こうに見える「ドゥオーモ」
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何度見ても、ほっとする様な存在感ですな。


f0186476_19131329.jpgたくさんの感動を胸に、ボローニャへ戻る事に。
駅で列車を探すと、発車時間がすぐの列車はすでに「sold out」
40分くらい待ちの、次の列車(今度もItalo)のチケットを購入し、列車の発車を待つ。
たしか13:30頃発だったと思う列車に乗り込み、ボローニャへ戻る。
ボローニャ着14:00。それから、アシネッリの塔を目指す。

今から1000年も前に建てられ、高さおよそ100m、約500段の螺旋階段を上る。
あの有名な詩人の「ダンテ」も登ったとされる。
階段幅は人2人がやっとすれ違えるくらい。
上から降りてくる人たちを、先に促す事で休憩をとりながら、ところどころにある、明り取りの為の物か、小さな穴から吹き込む風が心地良い。
思ったよりもあっけなく、気が付いたら頂上にいた。
頂上からは、茶色に染められた、ボローニャの街並みや、はるかかなたアペニン山脈の山並みまで、見通す事が出来る。
ここから、次の目的地、サンルカを確認して、頂上を後にする。



★アシネッリの塔の頂上から見る、ボローニャの街並み
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★ボローニャの名物・柱廊 サンルカへの登り路
f0186476_20143277.jpgパディママさんからの情報で、アシネッリの塔から西へ少し歩いて、サンフランチェスコ教会前から20番のバスで、「San Luca」へ行けるとの事。
教会前のバス停に着くと、ちょうど20Aというバスが来た。
20A?
と、少し不安を覚えつつ、ドライバーに
「サン・ルカに行く?」と聞くと、
「これは行かないんだ、あぁ~、でもいいよ、乗れよ。僕の後ろにいてっ」との事
しばらくバスを進めると、とあるバス停で停車し、
「ここで降りてっ」と、そして、
「次の交差点を左に曲がって少し歩けば、そこがサンルカの入り口だよ。」と。
「ありがとう、そんでいくら、払えばいいんだい?」と聞くと、、、、
「いいんだ、早く行けよっ!左だよ、左」
と言いながら、行ってしまった。
親切と言うか、あれで良いのかな~。と思いつつも、これも旅人の特権?と噛みしめつつ、交差点を左折し、入口を目指した。
確かに、少し歩いたけれど、ちゃんとサンルカの入り口に着いたのだから、あの運ちゃんに感謝せねば。


★急坂を上る自転車レースの選手たち
f0186476_20205616.jpgこの柱廊は、ボローニャの町の特徴の一つ。
この日は、自転車の世界大会が開催されていて、たくさんの見物客と、世界中の選手たちが、心臓破りの坂に挑んでいた。

この大会は、この急な坂を周回するコースらしく、登っている最中に何度か廻って来た。
その度に、柱廊から顔を出して、きつそうな選手たちに拍手で声援を送ったよ。
昨日のアジと同じく、高みを目指して頑張ってる姿には感動しますな。



★柱廊(ポルチコ)の外観
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★頂上にあるサンルカ教会の中
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きつい想いをしながら登って来てたどり着いたところで、迎えてくれるこの厳かな雰囲気は、登って来た事の辛さはもちろん、人生の辛さなんかも忘れさせてくれるような、穏やかな気持ちにさせてくれる空気感がありました。

★おろされたバス停から、ホテルまでのルート
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気の良いバスの運ちゃんにおろされたバス停がMartini近辺。
そこからサンルカの入り口、サンルカ、降りて来て、そこからボローニャの中心部、先ほどのアシネッリの塔のあるところあたりまで、そしてホテルまで。
パディママさんの情報で、すべて柱廊で繋がった世界一の道があるとの事。
入り口からバスで帰る事も考えたけど、雨にもぬれず帰れるのだから、と思い、ひたすら柱廊を歩き続けた。
途中、いろんな犬達にも会って、いつかビアディにも会えるかな?なんて思いながら歩くのも楽しいもの。
結局ビアディには会えなかったけれど、薄暗くなるなった頃、中心部らしき場所に着いた。
ここでも少し迷ったけれど、ふらふらしてるうちに、ふと見上げるとそこにはあの、アシネッリの塔があったのだ。

こうして、長かった1日が終わろうとした夜。
ホテルのフロントに紹介してもらったレストランでイタリアンを堪能。
★チキンスープのパスタ パルミジャーノ レッジャーノのせ。
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肉の詰まった小さなパスタがチキンスープの中に入っていて、あっさりしてて、モッチリしたパスタが美味しかった。

かなり、強行スケジュールではあったけれど、何とか予定通りにこなす事が出来た。
歩いた距離はたぶん15㎞くらいになったんじゃないかな?
石畳の上を歩いたり、500段の階段を上ったり、急坂を上がったりと、結構大変だったので、こんな日はゆっくり湯船に浸かりたくなるのが、日本人の心と言うもの。
でも、それはかなわぬ夢と言う事で、この日も狭いシャワールームで汗を流して、翌日に備えました。

長文に御付き合いいただきありがとうございます。
次は番外編と、フランクフルト紀行を綴りたいと思います。

旅のアルバムをアップしました。
よろしければこちらもどうぞ。⇒061.gif

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by 4engys | 2015-10-18 20:50 | アジリティ | Comments(2)
2015年 10月 15日

AWC2015 in Bologna Italy (1日目)

 アジを初めて13年、どっぷりとアジ中毒にはまり、とうとう今年、友人の世界大会選抜をきっかけに、イタリアまで応援に行って来ました。
 AWC(Agility World Championship)2015
 イタリアのボローニャで開催された、その大会の応援と、観光で感じた感動や、出会い、発見なんかをここに綴っておこうと思います。
(長文です)

【10月8日】
 千歳⇒羽田⇒ミュンヘン:ANA(B787)
 ミュンヘン⇒ボローニャ:Doromite Air(Lufthansa code share)

★ドイツ上空
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 羽田からミュンヘンまではおよそ11時間のフライト。
 B787のエコノミークラスは、噂通りの広さで、窓側に席をとったけれど、窮屈さを感じる事なく、快適な空の旅となった。
 搭乗後の一杯は、とりあえずビール。夕食のビーフ料理には赤ワイン、食後まったりしたところで、ウイスキー(シーバスリーガル)をダブルで2杯頂き、到着前の軽食のチキンには、白ワインを合わせました。
 こんな王様のような生活に憧れるけれど、あくまでも空の上だけのお楽しみですな。

★機内エンターテイメント
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 タッチパネル式のモニターでは映画はもちろんだけど、マップ機能で、現在地や飛行時間などの各種データが表示されるほか、タブレット同様、指先を動かす事で角度や大きさを変える事が出来、結構暇つぶしに使えたな。

 ミュンヘンでの乗り換えも時間通り、ボローニャに着いたのもほぼ定刻の夜8:00頃
★空港に飾られた、ランボルギーニ
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 さすが、スーパーカーの本場ですな。
 空港からタクシーでホテルまで移動したのだけれど、この運ちゃんも飛ばす飛ばすっ!
 130㎞くらいでどんどん、スイスイ。まるでスーパーカーにでも乗ってる様な気持ちになったよ。

 ホテルにチェックインン後、スーツケースに忍ばせておいた、バランタインのポケット瓶を出して、まずは無事の到着に祝杯。
 翌朝は早いので、そのままベッドにバタンキュー。

【10月9日】
 事前調査で、ボローニャ駅7:15発のローカル線に乗って大会会場を目指す。
 余裕を持って1時間くらい早く出て、駅で朝飯でも食って行こうと思ったのだけれど、駅に到着するものの、切符の買い方が全く分からない。
 Italo社と、Trainitalia社は自動券売機があったのだけれど、会場に向かう列車はTyper社と言うところが運行しているらしい。電光掲示板には確かに7:15発の列車は表示されているが、チケットの購入方法が分からない。
 Trainitalia社の案内係りのようなおばちゃんに問い合わせるも、英語が話せず、解決には至らず、それでも近くにいたオッちゃんから何とか聞きだしたところ、kioskのような売店で買え、との事らしい。1€30でチケットを購入し、プラットフォームを目指すが、表示されている6番ホームに行くも、それらしい列車は無い。
 今まで経験したことがない窮地に立たされた感じで途方に暮れていたところ、一人のおっちゃんがやって来て、
「どうした?乗り方が分からんのか?」的な言葉を発したと思うと、
「俺が教えてやる」的な感じで、僕からチケットを取り上げ、
「こうするんだ」的な感じで、改札機的な機械にチケットを入れたかと思うと、
「こっちだ」的な感じで、6番ホームに向かっていく、
途中、仲間らしきおっちゃんも加わって来て、
「これに乗れ、!」的な言葉で乗車を促すものの、掲示板に示された行先は、明らかに違う。
何とか、チケットを取り上げ、
「こりゃ、絶対に違うよ」と言うと
「分かった、分かった、でもコーヒー代くらいくれよ」的な感じの言葉を発したので、
「ゴメン、言葉が分からないんだ」
と言って、何とかその場をしのいだ。

 いきなり、危険な状況を感じたものの、悪質なすりや物取りではなくて、あくまでもサービスの対価を求めた物だから、ギリギリ悪意はないかな?

★ノルウェーの応援団
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 その後も、ホームの上をウロウロしていると、明らかにアジの応援団らしい、ノルウェーの一団を発見。
 こりゃ、こいつらに聞くしかないと思い、声をかけると、
「私たちも分からなくて、迷ってるのよ」
って事で、一緒に探す事に。
やっと英語が通じる相手と、同じトラブルを抱えた集団に会う事が出来て、すごく安心しましたな。
 みんなで、手当たり次第聞いて回ったところ、どうやらホームは西と、東があるらしく、我々の乗るべき列車は西プラットフォームとの事。
 それが分かった時にはすでに7:10頃。
 発車まではあと数分って事で、
「急げっと!」
 とばかりに、彼女たちと一緒に西プラットフォーム目指して、一目散に駆けだしたよ。
 乗車と同時に、ドアが閉まるというタイミングでなんとか間に合い、みんなで
「良かったね~」
 と喜び合った。

 いよいよ大会会場で、2週間ぶりにビリーブチーム、レイジーチームとの再会を果たす。
 ルークねぇとは1年ぶりの再会を、約束の地、ここボローニャで果たす事が出来た。

 この日はチーム戦。各国4走して順位を決める、まさに国の威信をかけたレースに、応援団の熱もヒートアップ。
 いきなりの盛り上がりに、ハンドリングや、犬達の走りよりもまず、各国の応援のすごさに圧倒されたな。

 そんな中でも、先ほどのノルウェーチームの応援はすごかった。
 約30の参加国中、最高の応援でした。これはすごく選手の力になりますな。
★ノルウェーチームの応援

 選手が控えスペースに入って来た時から、この盛り上がりで、難しいシーケンスをクリアした時や、スラのエントリーや、タッチコンタクトをクリアするたびに大声援が上がる。
 日本の応援団は、やはり地理的なハンデから、ここまで多くの人は行けないけれど、選手との一体感を感じて、一緒に戦う、応援を楽しむって事が、もっともっと必要で、そういう力が、選手たちをもっとリラックスさせる事が出来るのかな~。と感じました。
 次に行く事があるならば、今度はでんでこ太鼓を持って行こう。
 応援の鳴ものにも最適だし、世界の人へのお土産にも最高じゃないかな。

★シルビアの後ろ姿
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この後、度肝を抜くすごい走りを披露してくれた。

★スペインのコッカーちゃん
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今回、何頭かコッカーちゃんも出ていた。
インギー、アメコと、フィールドコッカーだったけれど、たくさんの犬種の中でも、やっぱり目が行きますな。

★検分中
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この光景は、何処も同じですな。

★ダンシングタイム
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世界大会ではお決まりのシーンですな。
コース設営中や、検分中、ず~っと踊ってる。
各国の人達が、一緒になって踊る姿は楽しそうだし、大会の緊張感を和らげてくれる、良い時間ですな。
この場所にとどまらず、会場のあちこちで踊ってる人た達もいて、自由な雰囲気が会場全体に広がっていたな。
あのクールなルークにぃが、スタンドでYMCAを踊っていたのは踊ろいたな。
でも、あの雰囲気は、みんなを興奮させる力があるのだね。

★表彰式の盛り上がり
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レース終了後、すぐにそのクラスの表彰式が行われる。
各国の国旗を掲げて、犬達やスタッフ達と一緒に会場を回る姿をみると、勝ち負けや、失敗シーンを忘れて、心からの祝福を贈りたくなるし、そういう気持ちが湧いて来る事自体に、幸せな気持ちを感じましたぞよ。

 アジに関して言えば、やっぱりトップ選手のハンドリングにはすごく刺激を受けました。
 ハンドラーのスピード感が、いつもとはまるで違う。
 と同時に、それに反応する犬の緊張感も凄いものがありました。
 9月の大会で、ヴェロニカから言われた言葉
「あなたがもっと早く動けば、ボニーももっと良くなる」
 って言葉を実感した瞬間でした。
 
 目の前の障害をクリアする時には、もう既に次やその次の障害を強く意識する事、と同時にそこへ向かう動きの素早さやライン取りを追求する事。
 今までも意識はしたつもりだけれど、彼らの動きを見ていると、その辺が研ぎ澄まされていて、犬も良く訓練されている事が良く分かりましたな。
 もちろん、動画では見ていたけれど、やはり生で見るのは違うな~。と感じましたよ。

 大会の合間、当地ボローニャ在住の、パディママさんと、netを超えてお会いする事が出来ました。
 パディママさんとは、ビアディとBlog、FBでお知り合いになれた仲。
 そんなママさんと、この地で直にお会い出来るとは、素晴らしい人生の1ページとなりました。

 連れて行っていただいた、地元のリストランテ、
 その名も”アル・カポネ”

★郷土料理の”クレッシェンティーナ(Crescentina)”
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 豚肉の色々な部位のハムを薄くスライスしたもの(プロシュートですな)を、揚げパンに乗せて頂くと言うもの。
 さらに、香草を混ぜ込んだラードや、チーズも付けて。
 お供は、発泡性のワイン、「ランブルスコ」
 時折り、ピクルスでサッパリ感を味わって、またまた次のハムを乗せる。
 それでも、出て来たすべてを食べる事は出来ず、もったいないけど残してしまった。
 さらに、イタリアでは大人気の”ヌッテラ”(ナッツペーストをチョコレート風味にしたもの)を残ったパンにヌッテ食べるが、これは僕には甘すぎました。
 その分、食後のエスプレッソの苦さがたまりませんでしたな。

 食事もワインも、石造りの店の雰囲気もすごく良くて、初日からいきなり本格的なイタリアンを味わう事が出来ました。

★大会会場前で偶然出会ったビアディの”エピ”ちゃん
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 まだ5ヶ月の若いビアディと言う事で、毛っけが柔らかくて、とても可愛い子でした。
 ワンズ達と会えない日が続く旅の途中で、ビアディに会えるのはすごく嬉しかったですな。
 それにまた、ワンズがいれば、世界中の人達と友達となれますな。

★窯焼きピザ
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 この日の大会終了は夜7時を回っていた。
 そこからゆっくりと食事と言う時間はとてもない為、ホテルへ帰り、近くにあったピザ屋に飛び込み、マルゲリータを注文。
 そしたらおっちゃんが、「アイよっ」って感じで、生地を伸ばしはじめ、手早い動きでトマトソースを縫って窯の中へ放り込む。
 数分で焼き上がり、「はい、イッチョ上がりっ」てな感じで渡してくれた。
 ピッツァ-マルゲリータの出来上がり。なんと3.5€(500円くらい)

と言うわけで、いろいろあった1日目を終わりました。
明日は、応援をお休みしてフィレンツェ観光。
まだまだ、イタリアアジ応援、旅行記は続きます。
今しばらく、御付き合いを。

旅のアルバムをアップしました。
よろしければ、こちらもどうぞ。 ⇒ 061.gif

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by 4engys | 2015-10-15 20:39 | アジリティ | Comments(0)
2015年 10月 04日

準備完了!

いよいよ、アジリティ世界大会応援の旅の出発が迫って来た。
旅の準備そのものが、もう既に旅の始まりですな。

航空券やホテルの予約確認はもちろん、着て行くもの、持って行くもののチェックも大事だ。
持って行くものと言えば、応援グッズ。
国旗のフェイスタトゥーも用意したけど、ラグビーのワールドカップの観客席を見ていて、小物の用意も必要だな!と思い、一応作りました。
ミニ国旗!
f0186476_1912365.jpg

作り始めて、自分もだんだん、大会に参加しつつあると言う気持ちが湧いて来た。
旗は小さいけれど、大きく振って、チームジャパンの応援を楽しもう。
我が家のワンズだって同じ気持ちだと思うよっ!
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今回の大会には、お馴染みのビリーブが出場と言う事で、我が家は家族全員を上げて応援してるのだ!
こんな感じでボニーを応援団長にしたいけど。。。。
f0186476_19101382.jpg

今回は僕が家族代表で頑張ろう。

さて、かみさんへの引継ぎも兼ねて、旅の予定を記しておこう。

8日:千歳→羽田→ミュンヘン→夜8時頃ボローニャ入り
9日:朝8:00頃会場入りで応援
  昼、ボローニャ在住のパディママさんとランチ
   午後、応援継続
10日:8:50発のItaroに乗車して、フィレンツェを目指す
   10:30 ウフィツィ美術館に入館
   ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」「プリマヴェーラ」を鑑賞
   ino Firenzeパニーニを食べながら,フィレンツェのランドマーク、
   「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 (ドゥオーモ) 」
   を見て、フィレンツェ駅まで帰る。
  午後、ボローニャ到着後、マッジョーレ広場を通過してアシネッリの塔へ直行。
 今から900年も前に建てられ、著名な詩人のあの、「ダンテ」も登った事があると言う、高さおよそ100m、約500段の階段を上り、ボローニャの町を一望。
 その後、時間が許すようなら、バスで「サンルカ教会」
を目指す。
 夜は、ホテルのそばのレストラン、「Trattotia di via Serra]
で、本場のイタリアンを堪能する。

11日:アジの世界大会、最終日を朝から応援。
    閉会式を楽しんで、大会を終了。

12日:午後ボローニャを出発
    16:00頃、ドイツのフランクフルト空港に到着。4時間半の乗り継ぎ。
    一度ドイツに入国して、フランクフルト・アム・マイン、
    マインタワーに登って、フランクフルトを一望。
 空港に戻って、日本を目指す。

こんな感じの旅程なのだけど、予定通り行くかどうか?
まっ、行き当たりばったりの旅。それが僕の旅の基本なのだから、何とかなるでしょう。

いろんな写真を撮って来るので、帰国後にまたこの場でご紹介したいと思います。

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by 4engys | 2015-10-04 20:25 | アジリティ | Comments(2)