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2015年 03月 29日

マッサン

 3月だというのに、早くも雪が消えたこの週末。
 先週堅雪を楽しんだ畑も、今は真っ黒な土が一面顔を出している。
 床屋に行っても、客先でも、犬散歩中でも、まるで合言葉のように
「今年の冬は楽でしたな~。こんな冬なら最高ですね!」
 なんて会話がお決まりになってる今日この頃です。

 半年間、毎朝、僕らを楽しませてくれた朝ドラ「マッサン」が感動の中で最終回を迎えましたな。
今日はこの曲を聴きながらおつきあい願いたいですよ。(別タブで開きます)
Scotland the Brave (Bagpipe)

 僕がマッサンと出会ったのは確か1990年代の半ば。すごい男がいるもんだな~と思いながら、大好きなウイスキーを楽しんでいた頃、(その頃はCanadianClubやバーボンも飲んでたかな?)ニッカの余市工場で「マイウイスキー」なる企画がある事を知り、1998年に抽選に当たって参加してみたのが最初でした。

 ポットスティルを加熱するための石炭くべ体験
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 参加してみて、スコッチスタイルのウイスキーの魅力に憑りつかれて、すっかりスコッチファンになりました。
 と同時に、竹鶴とリタさんのストーリーに触れて、ニッカファンと言うか、竹鶴ファンになったのは言うまでもありません。

 発酵槽の洗浄体験後、タンクから身を乗り出したところ。
 中は蒸し暑かったな~。
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 ドラマでも、ポットスティルの口からマッサンが身を乗り出して、エリーをびっくりさせるシーンがありましたな。あそことかぶるな~。

 蒸留後のウイスキーを樽に詰めて、樽を愛おしそうにやさしく抱きながらご満悦の自分(若いなっ!)
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 僕らが作ったウイスキーを貯蔵庫まで運び、これから始まる10年の眠りに着かせたところ。
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 余市は竹鶴のこだわりの通り、土の床の上に2段重ねの貯蔵庫になっている。
効率を追求すると、固められた床の上に、鉄骨の骨組みで5段も6段も重ねた貯蔵庫もある時代なのにね。
僕が行ったスコットランド,Skye島のTalisker蒸留所の貯蔵庫も土の上に2段だった。(発酵槽も木桶だった)

 そして10年後の2008年12月、10年間彼の地で眠った僕らのモルトは、長い眠りから覚めて、僕らの前に帰って来たよ。
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 左にいらっしゃるのが、3代目のマスターブレンダー佐藤さん。
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 2008年に手にした数本のモルトのうち、佐藤さんのサイン入りボトルが最後の1本となって、僕のカウンターバーで一際存在感を放っている。
 これを開けたらもう一度仕込みに行かなきゃならないかもな。
 そうなれば次の10年後は60代後半か~。楽しみなような、怖いような気もするけれど、人生はアドベンチャー
 10年後の再会を信じて、いくつになっても一日一日をしっかりと生きていくのも悪くない。
 竹鶴とリタに出合って、そんな前向きな気持ちにもなったのだし、想いはウイスキーに留まらず、スコットランドの歴史や文化にも及んでいる。

 2005年、竹鶴をあそこまで惹きつけたスコッチやスコットランドの魅力を、この目と、肌と、舌で確かめるために、スコットランドを旅した。
 今は毎晩、スコッチを飲むのが習慣だし、ボニーだってスコットランドの牧羊犬。ボニーの名前も、スコットランドの英雄、ボニー-プリンス-チャーリーにちなんでいるのだ。
 竹鶴(マッサン)のあの個性に影響を受けた人たちはたくさんいると思うのだけれど、ある意味僕も彼とリタによって人生が少し変わった事は間違いないと思う。そういう魅力と力が、彼らと、ウイスキーの様に熟成を重ねた彼らの人生そのものにありますな。

 我が家のバーを飾る余市の原酒たち。
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 左から、無貯蔵、5年熟成、10年熟成、15年熟成
 樽の中で色も旨みも香りもどんどん変化して良くなっていくウイスキー。
 僕自身は、年数自体は熟成してるけれど、ピートの効いた、旨い熟成になっているだろうか?
 来週から新年度のスタートって事で、1年後に自分の熟成度合いをあのモルトと一緒に確かめられるよう、もうひと踏ん張り頑張ってみるかっ!

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by 4engys | 2015-03-29 20:01 | 生活 | Comments(2)
Commented by joli-alec at 2015-03-30 20:35
マッサン、涙を流しながら最終回をみました。
前回、お家にお伺いしたときに余市で作ってきたウイスキーを味見させていただきました。
こんな風に本格的な体験をして作ってきたんですか!
貴重なものをありがとうございました。
今度北海道へ行ったら余市の工場見学にお付き合いくださいね~
Commented by bluephoebe at 2015-03-30 23:39 x
>アレクママ
最終週、特に金曜日が盛り上がりましたな。
放送後のあさイチでは有働キャスターのリアクションと、マッサンとエリーも登場して、通訳さんも泣いていたって事がNet上で話題になりましたね。
あの時作った特別なモルトはやっぱり、特別な人と味わいたかったですからな。でも、自慢のボトルを開ける事が出来て、なんかマッサンの気持ちをちょっとだけ共感出来た様な気がしました。(でも翌日はちときつかったですな。)
次回、余市に行きましょう。マッサンとリタのお墓にもご案内しますよ。そん時はワンズに留守番を頼んで、JRでね。


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