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2011年 01月 23日

バーンズナイト

1月25日。我が心の故郷、スコットランドでは「バーンズナイト」と呼ばれ、国民的詩人の"ロバートバーンズ”を記念して"ハギス”を食べてお祝いをする日なのだ。
060.gifそんな日はやっぱり、映画「BraveHeart」のテーマソングがピッタリだな。この曲を聞くと、スコットランドのグレン・コーの山並みの思い出が蘇って来るし、ロバートバーンズもウイリアムウォレスを英雄と仰いでいたらしいから。

ロバートバーンズを知らない人は多いと思うけど、「蛍の光」を知らない人はいないだろう。この曲の原曲「Auld Lang Syne」を作ったのが彼なのだ。当時のスコットランドの人々の心を、詩という形で表現した彼は、民衆の圧倒的な支持を得て、国民的なヒーローとなった。

「ハギス」。それは羊の臓物をミンチにして、からす麦などの穀物と一緒に羊の胃袋に詰めて茹でたもの。そう書くと、「うぇっ!」となるかも知れないけれど、味も食感もすこぶる良い。スコットランドを旅すれば、朝にも夜にも必ず出て来る、庶民的かつ地元を代表する食べ物なのだ。
という事で、我が家で作ってみた。
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羊の胃袋は手に入らなかったので、サランラップで代用したけど、味も、食感も、香りもそれなりにハギスらしく出来たと思う。ハギスにはやはりハイランドモルトなのだけれど、今日は和製のハギスだからモルトも和で行く事にした。年末、Po家から頂いた、「竹鶴21年」。濃厚な味のハギスに負けない重厚な味わいと、リンゴの香りがさわやかなこのモルトが良く合う。まさに至福の一時。(竹鶴21年、涙が出るほど感動的な美味しさです。)
バーンズの詩を読みながら、ハギスとモルトで、心はすっかりスコットランド気分なのだ。
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僕の大好きなバーンズの詩の一部をここで紹介しておこう。
「スコットランドの酒」  
岩波文庫/中村為治訳

あゝお前、私の詩神!良き古きスコットランドの酒よ。
うねれる蟲の中をお前が逃げ回るとも、
又は濃き褐色をなして、縁からこぼれ、
       素晴らしく泡立つとも、
私の舌もつれ眼じろぐまで私に霊感を興へ、
       お前の名前を歌はしてくれ!

殻多き小麦には谷間を飾らせ、
からす麦には芒ある角を出させ、
豌豆や隠元豆には夕に朝に、
       平地を香はせろ。
けれど私の大好きなのはお前だ、
ジョンバーレコーン。
      お前穀物の王!



この力強さがたまらないな。今日も彼の地に想いを馳せて、グラスを傾けることにするよ。
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by 4engys | 2011-01-23 22:07 | 生活


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